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連続テレビ小説 「花子とアン」 の最終ステージの場面は 安倍政権の戦争体制につきすすむ道への厳しい批判に満ちていた。
戦地で子どもをうしなった歌人白蓮の嘆きの言葉はこの当時の悲しみと痛みにつつまれた母親たちの心をうつしだしていて痛切である。
別に掲載する琉球新報掲載のエッセイにも一部を引用した。
ここにセリフの全文に近いものを家族がメモしてくれたので 掲載する。
著作権は中園美保氏に帰属する。
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私にとって息子は何ものにもかえがたいもの。
息子は母としての私をいつも守ってくれました。
本当に優しい子。
子を失うことは心臓をもぎとられるほど苦しい……
身をもって知った。母が政治をまかされたら、戦争は決してしないだろう。
可愛い子供を戦争に出すことはしないことと、このように戦争は人生を引き裂く最大の悲しみ。
悲しみをもって平和な国を作ること。
命が続くかぎり平和を訴えつづけてゆくこと。
蓮子
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