日弁連は、関東大震災時の朝鮮人、中国人虐殺について、国の責任を認定し、犠牲者と遺族に謝罪することを求める勧告書を政府に提出した。
私は、その調査委員会に所属し、3年間調査活動に従事し、多くを学んだ。ここに、日弁連人権擁護委員会の報告書を掲載した。 私の個人的コメントは次回掲載する。 関東大震災人権救済申立事件執行について(報告) 1.執行(勧告書) 執行先 内閣総理大臣 日 時 2003年(平成15年)8月25日(月) 方 法 持参執行 対応者 〈日弁連〉 犬 飼 健 郎 副会長 梓 澤 和 幸 関東大震災事件委員会委員長 〈内閣府〉 世 古 美 成 大臣官房総務課 ○対応 犬飼副会長が主旨を説明の後、梓澤事件委員長が説明を行った。 犬飼副会長は内閣総理大臣に勧告書、調査報告書を届けるように要請した後、内閣府担当者はその旨了承した。 3.記者会見 執行終了後、12時30分より、日弁連会議室(1703会議室)で、記者レクチュアを実施した。司法記者クラブに呼びかけた結果、10社が参加した。 日弁連総第39号 内閣総理大臣 日 本 弁 護 士 連 合 会 勧 告 書 当連合会では、申立人文戊仙(ムンムソン)による関東大震災時における虐殺事件に関する人権救済申立事件について調査した結果、下記のとおり勧告します。 記 第1 勧告の趣旨 以 上
※資料
関東大震災朝鮮人虐殺関連日弁連調査報告書 (2005.7.4 更新)
|